【受講者の声】現場で活かす:大学生のキャリア支援のケース検討

大神光江先生による技能更新講習「現場で活かす:大学生のキャリア支援のケース検討」。
2020年度は全3回の開催となりました。参加された皆さまの声を共有いたします。

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【2020/8/23・8/29】

◆ラポールの形成がしやすくなることで、話さない学生も話す可能性が出てくるオープンクエスチョンは重要な問いかけだと感じました。
 学生は夢を追いかけ、現実を見ていないこともあることで整理整頓をしながら問題は何か、
 その為には何をするのか、本人と話し合いながら決めていくことも重要だと思いました。
 それらの支援を行う際にメンタル面にも気をつけ、場合によっては専門的な所へ案内することもあると
 念頭に置いて相談を行うことも必要だと学びました。

◆今回の講習で、ほぼ初めて作成したケース記録からの振り返りを通して、相談者が最も強く訴えたことと、
 キャリアコンサルタント視点で捉えた課題にズレがあったことを学ぶことができました。
 これまで就職支援の場において、多くの学生の面談を担当して参りましたが、予約時に相談内容が確認できていたこと、時間や運営上の制約もあり、
 相談内容から逸脱せずに本人の希望に沿った対応を最優先(良し)として進めてきたことがその原因だったのだと気付きました。
 また、他に参加された方々も、それぞれ異なる事例での振り返り検討を進めていく中で、
 私が上記した課題を持ち、色々悩みながら面談を行っていることも共有できました。

◆面談内容の振り返り方とキャリアコンサルタントの課題の捉え方、逐語(記録)を通して見えてくるものをどう実践で活かすかについて学び、
 実際のケース例を通してポイントやコツをつかむことができました。
 また、各回の面談構成はさることながら、少し先を見据えつつ今回は何をどう進めるのかといった、
 少し長い時間軸で面談を捉えた際の構成についても検討する必要があること、
 さらには、ファシリテーターはどんな点を見るのかということも大変参考になりました。

◆面談の構造化について、最初の10分から15分でまず適切な質問をしながら情報収集をし、課題は何かをしっかり把握した上で、
 進め方をクライエントと共有し、契約を結ぶことを学びました。
 また、情報提供は、課題がはっきりした後でないとクライエントの求めているものとはずれてしまうことも学びになりました。
 頭では分かっていたつもりでも、実践の場だとすっかり抜け落ちてしまっていたので、きちんと取り組んで行きます。

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【2020/10/3・10/10】

◆見立てをしっかりと立てること、人それぞれのやり方で解決していくこと、何が聞きたいか本人に聞き、どうでしたか?と振り返りをしてもらうこと、
 情報はピンポイントで伝え、クライアントに喋らせること、何年後にどうなっていたいのか逆算して考えてみること、
 これらの言葉がキーワードになりました。

◆私が今回の講座で学びたかったことは、「どのような情報提供がクライエントにとって最適なのか」、ということでした。
 逐語記録には、大量の情報を滔々と伝えるキャリアコンサルタント (自分)の姿が映し出されています。
 抽象的な将来像を語るクライエントに、具体性のある行動計画まで考えてもらえるよう情報を伝えたつもりでしたが、
 時間的な制約がある中、クライエントから考えを引き出す時間が減ってしまっていました。
 相談時間の構造化と情報提供のあり方が自身の課題であるということをあらためて認識し、指導いただくことができました。

◆今回の講座では以下の点について学びました。
 ・大学生の相談領域が広く多様性に富んでいることから、あらゆる分野の情報収集力が必要であること。
 ・学生本人も気づいていない精神的な問題など慎重に扱うことや、リファーする際の声のかけ方。メンタル時のチェックポイント。
  (日内変動、体重減少、睡眠障害などがないのか本人に聞く)
 ・学生本人にどう行動することが良いのかを考えさせること、自分で解決する方法や、考え方を身につけさせていくことが大切であること。
 ・キャリアコンサルタントとして就活を進める前に、気持ちの理解を十分にすることの大切さと、
  その上で、キャリアコンサルタントからの考えをきちんと伝えると共に、問題点を一緒に考えること、
  整理していくことをつたえながら前に進めるように道筋を作っていくことが大切であること。
 ・それぞれの大学で学んだことが活かせる仕事の幅について、視点を変えて探すことでアドバイスの幅を広げることの大切さ。
 ・「夢」を持っている学生に対して、「夢」で終わらせないために「夢」に至るまでの行動計画を実際に一緒に書きながら(年単位など)
  未来計画=行動計画を自立的に考えられるように本人に質問しながら、意識を明確化していくこと。

◆今回、全国各地から、又多様な環境のキャリアコンサルタントとの交流研修が出来たことで、
 改めてキャリアコンサルタントの勉強の領域の広さを感じ、継続学習の大切さを痛感しました。
 講師の方もとても気さくで話しやすかったです。本当にありがとうございました。

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【2021/3/7・3/14】

キャリアセンターの業務の難しさと面白さを、他の方のお話を聞くことで知ることができました。
 また、自分の問題を認識でき、構造化のお話も大変勉強になりました。

◆逐語を起こし、また読み合わせすることで、面接をやっただけでは見えてこない、

 改めて見えてくる問題や自分のクセがたくさんあるのを認識しました。
 基本はやはり丁寧に、養成講座で学んだようなベースの聴き方が出来ているか、ということと、
 なんとなく流れでやってしまっていて出来ていない面接の構造化、そして自分のバイアスを自覚して関わる必要性を再認識いたしました。
 現在仕事の中で出会っている難しいケースをふりかえると、初日に先生からお話いただいた、「自分とは何か?」という、
 まさにアイデンティティの問題で悩んでいる学生さんが多いと感じ、深く納得しました。
 少しずつでもその大きな問いに対してクライエントが自分なりの答えを持っていけるよう、日々研鑽していきたいと思います。

◆以前から参加したかったこちらの講座ですが、先生のご経験とノウハウの豊富さには改めて感動いたしました。
 日頃「これで良かったのか」と一人で悶々としているケースを皆さんで検討していただける機会はなかなかなく、
 本当にありがたかったです。 まだ他にも事例として取り上げたいものがあり、ぜひ継続して参加していきたいと考えております。
 そして今回、実際大学で仕事をなさっている方以外の視点(企業等)があり、とても新鮮でした。
 ぜひまた参加したいと思っておりますので、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。 二日間、ありがとうございました。

◆(1)逐語記録の必要性(2)質問の仕方(3)大学生の就活の現状 の3点について特に学ぶことができました。
 また、面談開始の際に、「本日取り組む内容はこれ」と、テーマをCLと共有して取り組むという手法も、非常に有効だなと感じました。
 今後、大学生の就職相談や面談に携わる機会に望む前に今年の就活状況など、事前リサーチして取り組んで行こうと思いました。

◆とても具体的で分かりやすい講習でした。どうもありがとうございました。
 大学生の面談経験がほとんどない自分でも参加させていただき、本当に嬉しかったです。
 普段の活動では、中年期以降の方の相談対応ばかりなのですが、今後も母校の模擬面接&フィードバックの集まりは継続していくと
 思いますので、この2日間で学んだことを実践して、後輩である学生たちに少しでも有益な時間を提供したいと思っています。
 また今後、もし若年層の相談を受ける機会がありましたら、それを持参して再度この講習に参加したいと思っています。

◆学生就職支援の現場に携わる中で、キャリアアドバイザー同士での情報共有の時間が持てず、
 学びたくても独学での情報収集に限界を感じておりました。
 今回の勉強会に参加させていただけたことで、現場での疑問解決ができ、また独学では気がつけなかった新たな視点を見つけることも出来ました。
 今回の講習内容にも大変満足しておりますが、さらに学生支援現場でのシーズン毎に増える相談内容に則した講座、
 ES支援の方法、面接練習などテクニカルな部分、支援の方法の考え方などの講座開催もお願いしたいです。
 大神先生の講座を受講できたことで、学生支援をする中で出てくる疑問を解決していける安心感を得て、
 別の大学支援にも応募することができました。これからも大神先生にご教授賜りたく存じます。