2級論述回答例(第18回)
2017/11/12
2級を目指して勉強中の皆さん。論述対策は進んでいますか?
回答例をアップしますので、学習の参考になさって下さい。
※あくまで例ですので、これだけが正解という事ではありません。
==
問1 相談者がこの面談で相談したい「問題」は何かを記述せよ。
仕事に満足していたのに希望していない異動を言われ、とてもショックである。上司に研修スペシャリストとしての適正が無いと思われたかもしれず、余計に辛い。
キャリアの道が断ち切られたように思う。独立する勇気もなく、どうして良いのか分からない。
問2 キャリアコンサルタントとしてあなたが考える、相談者の「問題」は何かを記述せよ。
・ 新規部署でリーダー役として期待されおり、「顧客のニーズをよくわかっている経験者」と評価されているのに、「適正が無いと思われた」と受け止めており、自身の能力に対する自己理解が不足している可能性があり、自己効力感も下がっている状況にある。
・ 異動先を「なんでも屋」「経験が活きると思えない」等と言っており、新規部署での仕事理解が十分ではない可能性がある
・ 異動に関する上司の考えをネガティブに受け取ってしまい、率直に相談する事ができていない。
・ 研修講師というキャリアビジョンを持てているようだが、ライフイベントも含めての長期的なキャリアプランが描けていない可能性がある。
問3 あなたは、上記二つの問題を合わせ、相談者を援助するために、
①どこに目標を置いて、②どういうことを実施したいか、あなたの具体的な方策を記述せよ。
①
・ ショックを軽減し、現在の状況を客観的に理解し、自己理解を深める事により、研修のスペシャリストとしての自己効力感を上昇させること。
・ 今後の中・長期的プランを明確にした上で、自分に必要な能力や経験を整理し、異動先で得られる可能性に気づいて自立的に仕事に取り組めるようになること。
②
・異動のショックに共感した上で、これまで達成したことや研修企画の面白さなどを振り返ってもらい、研修のスペシャリストとしての自信を取り戻してもらう。
・ 今後のライフ面も含めた中・長期的プランについて語っていただき、明確にする。なりたい自分になるために、今後必要となる技術や能力を書き出すなどして整理する。
・ リーダー役としての新規部署での仕事が、今後にどのように役に立ちそうかを質問して気づきを促す。
・ 面談中に語っていただいたライフキャリアプランを元に、上司との話し合ってみることを助言する。
回答例をアップしますので、学習の参考になさって下さい。
※あくまで例ですので、これだけが正解という事ではありません。
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問1 相談者がこの面談で相談したい「問題」は何かを記述せよ。
仕事に満足していたのに希望していない異動を言われ、とてもショックである。上司に研修スペシャリストとしての適正が無いと思われたかもしれず、余計に辛い。
キャリアの道が断ち切られたように思う。独立する勇気もなく、どうして良いのか分からない。
問2 キャリアコンサルタントとしてあなたが考える、相談者の「問題」は何かを記述せよ。
・ 新規部署でリーダー役として期待されおり、「顧客のニーズをよくわかっている経験者」と評価されているのに、「適正が無いと思われた」と受け止めており、自身の能力に対する自己理解が不足している可能性があり、自己効力感も下がっている状況にある。
・ 異動先を「なんでも屋」「経験が活きると思えない」等と言っており、新規部署での仕事理解が十分ではない可能性がある
・ 異動に関する上司の考えをネガティブに受け取ってしまい、率直に相談する事ができていない。
・ 研修講師というキャリアビジョンを持てているようだが、ライフイベントも含めての長期的なキャリアプランが描けていない可能性がある。
問3 あなたは、上記二つの問題を合わせ、相談者を援助するために、
①どこに目標を置いて、②どういうことを実施したいか、あなたの具体的な方策を記述せよ。
①
・ ショックを軽減し、現在の状況を客観的に理解し、自己理解を深める事により、研修のスペシャリストとしての自己効力感を上昇させること。
・ 今後の中・長期的プランを明確にした上で、自分に必要な能力や経験を整理し、異動先で得られる可能性に気づいて自立的に仕事に取り組めるようになること。
②
・異動のショックに共感した上で、これまで達成したことや研修企画の面白さなどを振り返ってもらい、研修のスペシャリストとしての自信を取り戻してもらう。
・ 今後のライフ面も含めた中・長期的プランについて語っていただき、明確にする。なりたい自分になるために、今後必要となる技術や能力を書き出すなどして整理する。
・ リーダー役としての新規部署での仕事が、今後にどのように役に立ちそうかを質問して気づきを促す。
・ 面談中に語っていただいたライフキャリアプランを元に、上司との話し合ってみることを助言する。